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白血病発表/池江璃花子の闘病経過これからが大変だけど頑張ろう璃花子ちゃん!退院おめでとう

白血病闘病中の競泳女子池江璃花子(19=ルネサンス)が17日、公式HPで退院を報告した。

   ◇   ◇   ◇

▽池江の経過メモ

◆19年1月13日 19年最初のレースで、得意の100メートルバタフライで自己記録より4秒以上遅い1分0秒41。

◆同18日 オーストラリア合宿に出発。「いい刺激をもらって帰ってきたい」。

◆2月4日 疲労が抜けずに、現地で検査を受ける。

◆同8日 緊急帰国。病院で白血病と診断されて入院。

◆同12日 同自身のツイッター白血病を公表。「私自身、いまだに信じられず、混乱している状況です」

◆同13日 骨髄バンクへの問い合わせが急増。池江は「私は、神様は乗り越えられない試練は与えない、自分に乗り越えられない壁はないと思っています。今は、完治を目指し、焦らず、周りの方々に支えて頂きながら戦っていきたいと思います」

◆3月6日 ツイッターで「思ってたより、数十倍、数百倍、数千倍しんどいです。三日間以上ご飯も食べれてない日が続いてます。でも負けたくない」。

 

◆4月8日 日大入学と同水泳部入部を発表。

◆5月8日 公式HP開設。「正直心が折れそうな時もあります。たくさんの言葉に励まされ、最後まで頑張りたい、負けたくないという気持ちが込み上がってきます」

◆6月4日 公式HPに一時退院の写真を掲載。「もう病院には戻りたくない!と思う時もありますが、人生のたった数カ月だと思って自分を奮い立たせてます」

◆7月4日 公式HPで19歳の誕生日に「18歳の年は良いことをたくさん経験できました。19歳はその良いこと、良い日をたくさん増やしていきたいです」

◆同23日 世界選手権のメダリスト3人が「NEVER GIVE UP」と手のひらに書いたことを受けて、自身のインスタグラムで「thank you love you guys(愛しています)」。

◆9月6日 日本学生選手権を3日連続で応援。男子総合優勝に「とてもうれしかったです。今年は出られずに本当に悔しかったので、必ずまたリベンジします」とマネジメント会社を通じてコメントを出した。

◆11月2日、ラグビーW杯が閉幕したことを受けて、インスタグラムで「たくさんの感動をありがとうございました」とコメント。

 

 

白血病ってどんな病気?

白血病とは?

白血病は血液のがんです。血液細胞には赤血球、血小板、白血球がありますが、これらの血液細胞が骨髄でつくられる過程で、がんになります。がん化した細胞(白血病細胞)は、骨髄内で増殖し、骨髄を占拠してしまいます。そのため、正常な血液細胞が減少し、貧血、免疫系のはたらきの低下、出血傾向、脾臓(血液を貯蔵しておく臓器)の肥大などの症状があらわれます。
日本では、1年間に人口10万人あたり、男性で11.4人、女性で7.9人の割合で白血病と診断されています(2011年のデータ)。
白血病は、がん化した細胞のタイプから「骨髄性」と「リンパ性」に分けられ、さらに病気の進行パターンや症状から「急性」と「慢性」に分けられます。本サイトでは慢性骨髄性白血病CML)について詳しく解説します。急性骨髄性白血病(AML)に関しては、こちらをご覧ください。

*出典:国立がん研究センターがん対策情報センター

表.白血病の種類

急性白血病

骨髄性白血病 リンパ性白血病
急性骨髄性白血病
(AML: acute myeloid leukemia)
急性リンパ性白血病
(ALL: acute lymphoblastic leukemia)

慢性白血病

 

骨髄性白血病 リンパ性白血病
慢性骨髄性白血病

 

造血のしくみ

血液細胞には大きく分けて、赤血球、血小板、白血球があります。白血球というのは、リンパ球、顆粒球、単球の総称です。
これらの血液細胞は、骨の内側にある骨髄というところでつくられます。そこで、血液細胞のもとになる造血幹細胞から各種の血液細胞へと変化(分化)し、成熟した血液細胞が血液中に放出されます。
変化する過程は大きく分けて2つあります。赤血球、血小板、単球、顆粒球をつくる過程は骨髄系、リンパ球をつくる過程はリンパ系とよばれます。

図.血液細胞の分化・成熟

 

白血病の発症(原因)について

原因

白血病を含む「がん」は、一般に遺伝子や染色体に傷がつくことで発症すると考えられています。たとえば、慢性骨髄性白血病CML)では、患者さんの95%以上でフィラデルフィア(Ph)染色体という異常な染色体が見つかります。遺伝子や染色体に傷がつく原因として、放射線ベンゼントルエンなどの化学物質、ウイルスなどが挙げられていますが、そのしくみは完全には解明されていません。また、白血病は遺伝しませんので、親が罹ったとしても、子どもが必ず白血病になるわけではありません。

診断

白血病の診断は、問診、血液検査、骨髄検査などの結果に基づいて行われます。そのため、通常の健康診断や血液検査をきっかけとして、白血病が発見されることも少なくありません。
貧血などの症状があり、血液検査の結果から、血液細胞の数や種類に異常がみられた場合、白血病が疑われます。最終的な診断には、骨髄液を吸引する「骨髄穿刺(マルク)」や、骨髄の組織を採取する「骨髄生検」などの骨髄検査が行われます。骨髄はすべての骨の中にありますが、骨髄穿刺は腸骨(骨盤の骨)から採取するのが一般的で、ときには胸骨(胸の正面にある平らな骨)から採取することもあります。骨髄中の細胞の数や種類、染色体や遺伝子の状態を確認し、白血病かどうかを確定診断します。

 

セシール

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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