いい加減親父の感じたままに

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うまく病気に向き合うために

病気や治療の理解

病気や治療をきちんと理解することは、病気とうまく向き合うための礎となります。詳しく知ることによって、最初は不安になることがあるかもしれませんが、知らないままでいると、病気の経過がわからず、さらなる不安を呼び起こすことにつながりかねません。信頼できるところから正確な情報を得るようにしましょう。

家族や友人とのコミュニケーション

医師から説明を受けるときは、可能な限り家族に同席してもらい、一緒に病気や治療について理解を深め、現在の状態、将来のことなどを共有できるとよいでしょう。心配かけたくないからと、家族間で情報を共有しないでいると、必要以上に気を遣ったり、辛くても我慢してしまうなど、より大きな負担につながる可能性があります。

医療スタッフとのコミュニケーション

白血病治療では、医師、看護師、薬剤師、臨床心理士ソーシャルワーカーなど様々な医療スタッフが携わり、それぞれの専門性から患者さんをサポートしてくれます。わからないこと、不安なこと、困っていることなどがあれば、積極的に相談しましょう。

<相談するときのコツ>

  • 病気や治療の説明は、聞き慣れない言葉も多く、すぐに理解するのは難しいことです。説明された内容をメモしたり、検査結果のコピーをもらったりすると、後で読み返すことができ、理解を助けます。
  • 自分の知りたいことについて、適格に質問することは簡単ではありません。そんなときは、面会前に質問事項を簡潔に箇条書きにし、メモにまとめておきましょう。

<セカンド・オピニオン>

ときに、治療方針などにおいて、主治医と患者さんの意見が一致しないことがあります。まずは、なぜ主治医がその治療方針を提案するのかを確認することが大切ですが、患者さんが納得して治療を受けるための手段のひとつとして「セカンド・オピニオン」があります。セカンド・オピニオンは、他の医師の意見を聞くということで、主治医から提示された診断や治療方針の妥当性を確認できたり、その他の治療を提示される可能性があります。セカンド・オピニオンを受けるには、まず主治医に受けたい理由とともに意向を伝え、検査データを提供してもらいます。そうすることが、セカンド・オピニオンを受けた後も主治医と意思疎通が図れ、よりよいコミュニケーションにつながります。ただし、病気の状態によっては、セカンド・オピニオンを受ける間の無治療が悪化につながる場合もありますので、併せて主治医に相談しましょう。

患者さん同士のコミュニケーション

同じ病気に向き合っている患者さんとの交流は、病気に向き合う上で大きな励みになります。患者会など機会があれば、参加してみてもよいでしょう。
ただし、別の患者さんの体験は貴重な情報ですが、病態や治療経過は1人ひとり異なることを念頭に置いておきましょう。別の患者さんが行っている治療や副作用対策が自分に合うとは限りません。もし新しい治療や副作用対策を試したい場合は、勝手に行わず、必ず主治医に相談

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